2011年 03月 19日
とりあえず第一報場所は仙台港からすぐ近くの
避難所になっている高砂中と宮城野区の榴岡小学校の二か所。
まだ外部からの物資が届いていないため、必要な物はまったく揃っていない。
榴岡小学校の方は、燃料がないため、炊き出しが出来ない。
カップ麺や缶詰が並んでいる。
体育館での雑魚寝。 中は暗く、どれだけの人数かいるのか、見てとることができない。
何個かストーブはあるが、非常に寒く、みんな毛布にくるまっている。
市の職員の方に、ここよりもさらに物資の少ない避難所があるとの情報をいただき、
高砂中学校へ。
高砂中の方が規模は大きく、ざっと見たところ泊りこみの避難者はおよそ200名。
ちょうど炊き出しを行っているところに到着。
自宅に残っている近所の被災者の方も、この炊き出しにやってくる。
炊き出しは、一人お椀に一杯の汁かけごはん。おかずは紅ショウガ。
それでも、炊き出しを行っているので、賑わっている感がある。
2階教室が宿泊場所。暖房は廊下に石油ストーブのみ。
高砂中は海が近いため、海風が吹いて寒いだろう。
どちらの避難所でも、届けた物資を大変喜んでいただいた。
それでも、まだ物は足りない。燃料も足りない。
TVの映像からは決して伝わってこない現場の匂い。
届けた物資
米200kg・乾麺・缶詰・煮豆・こども用おやつ・その他食糧・衣類・タオル・
女性用品・ノート・筆記具などの文具・少量の灯油・他多数
以上、tet-snoryブログより